コラム
COLUMN自己紹介
この度、渋谷睡眠・呼吸メディカルクリニックを開院した院長の楠裕司です。
開院にあたり、今回は自己紹介をします。
私は千葉県で産まれ、幼少期は林にカブトムシを採りに行ったり、田んぼにザリガニやゲンゴロウを採りに行ったりと自然に囲まれた生活をしておりました。
小学校3年で野球に出会い、その後は野球少年として日々を送っておりました。
中学校で東京の学校に進学。通勤ラッシュにもまれながら、1時間以上かけて通学していたのも今ではいい思い出です。
中学生の頃、今後の進路を考えた時に、父と同じ医学の道を選んだのは私にとって自然なことでした。
現役での合格は叶わず、1年間の浪人を経て山梨医科大学に進学。初めての一人暮らしをしながら、バスケットボール部に所属。バスケットはもちろんの事、スノーボード、飲み会等大学生活を満喫しておりました。
学生時代から内科医になろうと考えており、卒業後日本医科大学 呼吸器内科に入局。
呼吸器内科は疾患の領域が広いため、風邪や肺炎から始まり気管支喘息や肺気腫、間質性肺炎や膠原病、肺癌の方の抗がん剤治療や緩和治療、感染症領域では結核やHIVなど、幅広く診療をさせて頂きました。幸いなことにその道の第一人者に教わる機会が多かったため、気づきと学びを沢山いただいたと感謝しております。
2011年から専門を睡眠時無呼吸症と気管支喘息、肺気腫に絞り、より深い勉強と治療に取り組んできました。
2020年からは睡眠専門病院でナルコレプシーや過眠症などの睡眠時無呼吸症以外の眠くなる疾患も含めた睡眠診療に取り組んでおります。
長年、睡眠時無呼吸症の治療に取り組む中で、悲惨な事故やその1歩手前のニアミスの話をよく聞きます。また、本人の意思に反して会議中や客先でうとうとしてしまい、異動や降格になり来院した方もみてきました。
そして「周りからいびき・無呼吸を指摘されている」のに「病院に来ない」人の多さをなんとかしなくてはと考える様になりました。
「睡眠専門医による無呼吸症診療」を「もっと便利に、手軽に」受けて欲しい。睡眠時無呼吸症の治療がもっと身近になり、睡眠時無呼吸症のせいで損している方の人生を、より豊かにしたい。そんな思いで当院を開院しました。
自覚症状のあるなしにかかわらず、ぜひ一度いらしてお話を聞いて頂ければと考えております。
よろしくお願いいたします。