コラム

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睡眠時無呼吸症(SAS)は珍しい病気?

2022.11.01

睡眠時無呼吸症(SAS)の人は日本にどのくらい居ると思いますか?10万人?100万人?

海外の統計だとSASの有病率は7~8%と推定されています。日本人は欧米人に比べ無呼吸を起こし易い骨格をしていると言われ、1000万人以上いると推定されています。

この人数は、同窓会をすればクラスに数人は居るレベルです。職場にも何人もいるのではないでしょうか。

SASの人の特徴の一つとして、どこでも眠れてしまうことがあります。会議中や講演中に寝てしまう人は要注意。同室で寝る人が居ないと本人が気づいていない事も多く、周りからも教えてあげる必要があります。

SASがあると飲酒時と同じ位判断力が落ちます。仕事中に至るところでビールを飲んでいる職場を想像すると、そのやばさが伝わるでしょうか。取引先が飲みながら仕事していたら、そこにお仕事を頼みたくなりますか?

またSASがあると高血圧や高脂血症、糖尿病といった成人病のリスクが3~5倍、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも3倍以上増えます。

倒れて後遺症が出てからでは遅いので、本人の為にもぜひ受診をうながしてあげてください。

「周りから言われたけど、病院に行くのはちょっと抵抗がある。」という方は、いびきアプリを使ってみてはどうでしょうか。アプリでいびきが出ている人はSASがある可能性が高いです。

「無呼吸がありそうだけどどうしていいか分からない。」「もっと詳しい説明を受けたい。」そんな方はぜひ当院にいらしてください。詳しく説明させていただきます。

 

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渋谷睡眠・呼吸メディカルクリニック

楠 裕司

 

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