コラム
COLUMN最高の昼寝とは?
最高の昼寝
どうしても日中の眠さが辛い時ってありますよね。毎晩しっかり寝るのが一番いいのですが、繁忙期や夜勤勤務などで難しい事もあります。
その時は昼寝をとるのも一つの方法です。
せっかく昼寝をとるなら、最高の昼寝を目指してみませんか。
睡眠の役割
脳が睡眠中に行っている事はまだ判明していない事も多いですが、「脳内の老廃物の洗い流し」、「疲労の回復」、「記憶の整理」、「感情整理」などを行っていると考えられています。
睡眠不足が続くと脳の疲労がたまり、集中力や判断力が落ちたり、感情の抑制や読み取りが苦手になったりします。
脳を部屋に例えると、慢性的に寝不足な人は寝ている間に行っている部屋の掃除をさぼっているので、散らかりっぱなしで汚れが溜まっている状態になります。部屋をきれいにするためには2週間毎晩しっかり掃除をする(十分な睡眠をとる)必要があります。
昼寝の効果
では昼寝をするとどうなるでしょうか。同様に部屋で例えると、散らかりすぎて仕事が出来ない状態から、とりあえず物だけを片付けて仕事が出来る様にします。それによって午後の脳の働きを良くします。
最高の昼寝法
せっかく昼寝をするならいい昼寝にしたいですよね。ではどのような昼寝法がいいのでしょうか。
・時間は15分程度に
昼寝は短時間でも脳の回復が見られます。一方で30分以上の昼寝は深い睡眠が出現するため、睡眠慣性が生じ起床後の脳の働きを悪化させます。そのため、15分程度にとどめるのが一番いいです。
・15時より前にしよう
体内時計の関係で起床後8時間が眠くなる時間と言われています。日勤勤務の方は14時頃に眠さが出る方が多いのではないでしょうか。昼寝は眠さのピークより前にとったほうがいいので、13時~14時がお勧めです。一方で15時以降の昼寝は夜の睡眠圧を減らし、睡眠リズムを壊す一因になるのでお勧めできません。
・刺激の少ない環境にしよう
音や光の刺激は睡眠を悪化させるため、暗く静かな環境がお勧めです。環境作りが難しい場合はアイマスクをし、イヤホンでヒーリングミュージックを流すのもいいでしょう。姿勢に関しては起きやすい姿勢がお勧めです。机に突っ伏して寝る場合はクッションやお昼寝用枕を使用してもいいです。
・温度や湿度は
睡眠に適した温度は16℃~26℃、湿度50%~60%と言われています。季節によってはエアコンを上手に使用すると眠りが良くなります。
・カフェイン摂取もお勧め
カフェインは飲んでから覚醒効果が出始めるのに20分~30分程度かかります。お昼寝から目覚める時にちょうど効いてくるので、目覚めを良くする効果があります。
・CPAPをつける必要がある?
15分程度の昼寝だとCPAPをつける必要はありません。夜勤明けなどで1時間以上寝る場合はCPAPを使用してください。
お付き合いいただきありがとうございました。昼寝を上手に使って人生をハッピーにしましょう。
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