米軍式睡眠法

ストレスや仕事のプレッシャーで寝つきが悪い人も多いことと思います。忙しい現代社会だからこその悩みですよね。

ではさらに強いストレスにさらされ、一つのミスが命に係わる軍事パイロットはどうしているのでしょうか？

 

今回のコラムは1981年に出版された『Relax and Win（リラックスして勝利する）: Championship Performance』で紹介されている、米軍パイロットが睡眠不足によりミスを犯さないよう、あらゆる状況で眠るために開発された入眠法です。訓練すると2分で眠れるようになります。

 

手順のステップは5つ

ステップ１
ベッドに横たわり、舌、顎、目の周りなどを意識し、顔の筋肉をリラックスさせます。

 

ステップ2
肩の力を抜きます。その後片腕ずつ、上腕、前腕と順番に力を抜いていきます。

 

ステップ3
息を吐き、胸をリラックスさせます。

 

ステップ4
続いて足の力も抜いてリラックスさせます。

 

ステップ5
10秒かけて頭の中を出来るだけ空っぽにし、下の3つのどれかをイメージします。
・あなたは穏やかな湖に浮かぶ小舟の上で横になり、視界には澄み切った青空が広がっている。
・あなたは真っ暗な部屋の中で黒いベルベットのハンモックに横たわっている。
・あなたは10秒間「何も考えない、何も考えない、何も考えない……」と自分に言い聞かせる。

 

方法は以上です。

 

 

この入眠方法は6週間の練習で96%のパイロットに効果が見られました。銃声が聞こえる中でも有効だったので、ストレスで寝つきが悪い人はぜひ試してみたい方法です。

その他の睡眠のポイントについては「睡眠をより良くするためのコツ：睡眠衛生指導について」も見てみて下さい。

 

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